皆さんは日本酒を飲むことがありますか?
ここでは、意外にも知られていない注ぎ方やマナーについて、ご紹介していきます。
会社での飲み会や接待、見られています!あなたのマナー!
ポイントを押さえていれば「おっ!この人は出来るな!」とか、「常識があるな。」とか、だいぶ印象がアップします。
日本酒が飲める人も飲めない人にも役に立ちますので、一緒に学んでいきましょう!
日本酒、正しい注ぎ方
日本酒の注ぎ方は、右手でしっかりと徳利を持ち、左手は注ぎ口の付近に添える程度です。
盃に触れないように静かに注ぎましょう。
また、理想的な注ぎ方は、最初は細く、途中は太く、最後は細く、注ぎ終わりはお酒が垂れないように徳利の口先を手前に回すというところがポイントです。
お猪口の八分目まで注ぎましょう。
これは、そんなに難しくありませんね。
あとは、徳利の向きが問題です。
徳利の注ぎ口は絞ってある部分があります。
いかにもここから注ぎやすいようにと、疑問に思うことなくそこから注ぐ人は多いかと思います。
意外にも知られていないのですが、実際はこの絞ってある部分は上に向けなければいけません。
驚きですね!「うゎー下向きで注いでいた…。」という人、けっこういるのではないでしょうか?
「何故なんだ?!」という疑問ですが、答えは諸説あります。
一番有力なのは、細く絞った部分を上向きにすると、宝珠(ほうじゅ)の形になり、相手にきれいに見えるからというものです。
宝珠とは、仏教に出てくるもので、火炎が燃え上がった形をした玉です。
災難を除き、濁水を清くするといわれ、持っていれば何でも思い通りになるというものです。
また他には、絞った部分は、円の切れ目=縁の切れ目となり、絞った部分で注ぐと、「縁を切りたい」という意味になってしまうという説もあります。
恐ろしいですね。
また、戦国時代に武将を暗殺するために、徳利の注ぎ口に毒を塗ることがあったようです。
これを警戒して徳利の反対から飲んだのが、今まで続いているという説もあります。
注がれる方としての注意点は簡単です。
両手でお猪口を持ち、乾杯の際は軽くあげ、お猪口同士を合わせて音を立てたりしないようにしましょう。
注がれたら必ず口をつけてからテーブルに置きましょう。
日本酒の飲み方
盃に注がれた日本酒は、一気に飲まず、香りを楽しみつつ少しずつ口に含んで、味をしっかり楽しみます。
器を空にすると、周りの人に「お酒をついでください」と催促しているようにとられますので、少し残しておくのが良いでしょう。
また、日本酒は、徳利ではなく、枡の中にグラスが入った状態で出てくることがあります。
グラスに注いだ分が溢れて下の枡まで一杯に注がれている状態を「盛りこぼし」といいます。
この場合は、グラスでお酒を飲み、お酒が少なくなってきたら、枡からグラスに注いで飲めば大丈夫です。
枡から飲んでも問題はありません。
私が飲み会で目に付くことなのですが、最近女性でも日本酒を飲んでいる人はけっこういますが、所作が美しくない人がけっこういます。
ビール瓶やグラスと違って、徳利やお猪口は小さいので、所作が汚いと、とても目立ちます。
所作一つで、全然見え方が違うのです。
汚い持ち方をしているとガサツに見えるのです。
男女で差別してはいけませんが、せっかくなので女性は、指先や手が、きれいに見えるように丁寧に持ってあげると、見た目が全然違って見えるでしょう。
ただの酔っ払いになるか、美しい人になるか、二つに一つです!
やりがちなマナー違反とは
片手でお酌を受けるのはマナー違反です。
また、テーブルに置いたままお酌を受けるのもNGです。
しっかりと、両手で持ちましょう。
また、注ぐ時ですが、手の平を上にして注ぐ「逆さ注ぎ」も失礼にあたります。
必ず右手の甲を上にして注ぐようにしましょう。
飲み会も進んできた時にやりがちですが、残量確認で徳利を覗き込んでいる人はいませんか?
これはとても下品に見えるので、ただちにやめましょう。
まとめ
普段何気なく飲んでいましたが、意外にも知らないことって身近にたくさんあるのですね!
知っている人から見れば、気になってしまうもので、意外と所作やマナーというものは、見られているのです。
ただ、知っていればそんなに難しいことではありませんので、習慣にすれば、すぐに身につけられることでしょう。
また、人から「その注ぎ方、逆じゃないの?」と聞かれることがあるかもしれません。
そういった時に、「なんでだと思う?」とクイズ形式で質問したり、きちんと説明出来たら、とても格好いいし、「何でも知っている人だなぁ。」と関心されたりします。
マナー一つでも、イメージに影響しますので、知っていて損はありません!
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