皆さんは、ブランデーを飲んだことがあるでしょうか?
今一つウイスキーに押されている感じがしませんか?
もしかしたら、ウイスキーとの見分けがつかないという人もいるかもしれません。
よく映画などでバスローブを着た紳士が、グラスを持ってクルクルしているあれがまさにブランデーですね!
私は、一時期ブランデーにハマってしまい酒代がかさんでしまった時期があります。
皆さんもそのあたりは注意して、ブランデーの知識を身につけつつ、ブランデーの世界を楽しみましょう!
ブランデーとは、どんなお酒!?
ブランデーとは、一般的にブドウを原料とし醸造、蒸留したお酒を指します。
蒸留しますので、そのへんがワインとの違いの一つですね!
ワインとは、製造工程が違いますので、全く別のものとなります。
また、ブランデー用のブドウはワインと違って、糖分が少なく酸味の強いものが選ばれます。
一般的にブランデーは、ブドウを原料としたものを指しますが、りんごやさくらんぼを原料としたブランデーもあります。
穀物を原料とするウイスキーと比べ、ブランデーはなんといっても果実が原料ですから、フルーティーな香りが持ち味です。
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ブランデーの種類は?
まず、ブランデーはおおまかに二種類に分けられます。
ブドウを原料としたグレープブランデーと、ブドウ以外を原料としたフルーツブランデーです。
グレープブランデーには、多くの種類があり、コニャック地方で作られる「コニャック」、アルマニャック地方で作られる「アルマニャック」がその代表です。
また、ワインを作ったあとに残る「ブドウかす」で作られるアルザス地方の「マール」、イタリアの「グラッパ」も有名です。
フルーツブランデーについては、さくらんぼが原料の「キルシュワッサー」、りんごが原料の「カルヴァドス」が、とても有名です。
また、よく目にするのが「VSOP」や「XO」などのアルファベットです。これはいったい何でしょうか?
これは、
Very(非常に)
Superior(優良な)
Old(古い)
Pale(透き通った)の略語なのですね。
ブランデーのクラス分けを意味します。
透明感のある琥珀色に由来する熟成感の高さを表しています。
ここで重要なのが、「コント」という熟成年数を表す単位です。
このコント数によって、VSなのかVSOPなのかというランクが決定されます。
コニャックとアルマニャックによって基準は若干異なります。
蒸留した年を「コント00」とします。
樽熟成1年目を「コント0」、2年目が「コント1」というふうに段々上がって行きます。
「コント2」からコニャックとして名乗ることが可能となります。
「コント4」がVSOP、「コント7」がナポレオンといった具合です。
国際的に統一した基準はなく比較する事が難しくなっています。
今まで聞いたことがあるワードが、一気につながりませんでしたか?
私も最初はコニャックは知っている、アルマニャックも知っている、カルヴァドスも飲んだことすらある、という状況でしたが、みんなブランデーなのですね!
枝分かれしているので、これさえちゃんとわかれば簡単なのですね。
このへんまでおさえておけば、あとはとにかく飲んでみましょう!
私のおすすめの飲み方は、なんといっても、ストレート!
ブランデー本来の香りと味を楽しめます。
出来ればブランデー用のグラス(スニフター)を用意してください。
あのチューリップ型のグラスです。
この方が存分に香りを楽しむことが出来ます。
あまりにも度数が強いと感じられる方は、水かソーダで割っても良いでしょう。
ブランデーは、その色の美しさもさることながら、味のまろやかさが格別です。漂ってくる匂いを十分に堪能してください。
おすすめの銘柄は?
今回は、世界3大ブランデーの一つ、コニャックからいくつか選びました。
まずは、「ポールジロー35年」です。
こちらは、愛好家のなかでも、定評があります。
なんといっても作り方にこだわりを持っていて、機械を使わずに手摘みをし、醸造の時間を短縮せずに自然発酵を行い、とにかく手間をかけて作られています。
とても信頼性の高い銘柄です。
味は濃厚でブドウそのもの!
香りもフルーティーで、上質なコニャックです。高いけれど、ぜひ一度は飲んでみてください!
次にご紹介するのが、「ヘネシー X.O.」です。
ヘネシーという名前くらいは聞いたことがないでしょうか?
有名ですよね!
ちょっとお金を出しても美味しいブランデーが飲みたい方にはもってこいです。
熟成年数が、10年から70年の原酒をブレンドしており、芳醇なインパクトのある香りと上品な味わいを楽しめます。
絶対間違いは有りませんので、失敗するのが怖い方はこちらをどうぞ!
最後に、「レミーマルタン」をご紹介します。
こちらも有名なコニャックです。
ボトルにケンタウロスの絵が描かれています。
バニラやヘーゼルナッツなどの豊かな香りが魅力です。
普通のコニャックでは味わえない上品な甘さがおすすめの理由です。
最上級の畑である「グランドシャンパーニュ」と次点である「プティットシャンパーニュ」から収穫したブドウのみを使って作られており、最高のブドウを使っているだけあって、とてもまろやかで口当たりが良いです。ぜひお試し下さい!
まとめ
今回はコニャックをメインにご紹介しました。
ある程度コニャックに慣れてきたら、次は、世界三大ブランデーの一つ、りんごが原料の「カルヴァドス」に挑戦してみてください。
あまり近所のスーパーなどでは売っているのを見たことがありませんが、デパートなどに行けば手に入れることができます。
またはネット探すのもいいでしょう。
とても美味しいのでお勧めです。ブランデーをたしなむことが出来れば、もう立派なお年頃ですね。
人間に磨きをかけつつ、合間合間にブランデーを楽しみましょう。
ブランデーが人生を豊かにしてくれるはずです。
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